2021.01.20
高所での作業を行うときには、いくつかの設備があり
使いかたや特徴がそれぞれにあります。
足場工事では、作業構台などの作業床や、はしごなどの昇降設備
高所作業車、ローリングタワー、作業台、脚立などの機器を使用することがあります。
なかでも「作業床」とは、仮設足場の床や、機械、設備の点検通路の床などで
作業を行うために設けられた床を総称していいます。
このうち、大型の機械、設備の点検通路や、仮設足場などの仮設通路については
墜落の危険性がある箇所には、高さ85センチメートル以上の手すり
もしくは、高さ35~50センチメートルの中桟などを設けることが義務付けられています。
高所での作業では、危険性を極力ゼロに近づけるための措置が非常に重要です。
こうした手すりや中桟は、安全で効率の良い作業を進めていくうえで大切です。
仮設足場には、次のような種類があります。それぞれの特徴をまとめました。
【枠組足場】
枠組足場は、工場などで製造された既製品の建わくを中心に組み合わせたシステム足場です。
支柱となる「建枠」、建枠をつなぐための「床付布わく」、「交差筋交い」などが使用されます。
高さ2メートル以上の作業場所の要件として、床の幅は40センチメートル以上で
建て地と床材の隙間は12センチメートル未満であることが必要となっています。
墜落防止のためには、さらに「手すり枠」や「下桟」
「中桟」、「上桟」、「巾木」が取り付けられ、物が飛んできたときの
衝突やケガ、落下防止のために、メッシュシートやネットフレームを設置するのが一般的です。
【単管足場】
単管足場は、JIS鋼管を緊結金具(クランプ)を使って組み合わせて枠組を作り
そこに金属製足場板や、合板の足場板をかけ渡して作業床とするものです。
足場を曲線的に組み立てなければならないときや
斜面に設置する場合などの、不定形な足場を組むときに重宝します。
建設工事には、数多くの専門工事がおこなわれ
足場作業台を必要とする工程は多くあります。
建物が完成すると、足場は解体されてその姿はなくなりますが
現場作業には、欠かすことのできない設備です。
東京八王子市の「株式会社 中屋工業」では
安心で高品質な足場の組立てに、これまで数多くの実績を残してきました。
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